小笠原大水槽。小笠原諸島の海をテーマに、約45種450点の魚が泳ぐ圧巻の大水槽。
アクアスコープ。小笠原大水槽の裏の小窓がつくる小さな海の水中世界。
オガサワラベース。小笠原諸島のいきものや自然環境・産業観光などの情報発信基地。ウミガメの赤ちゃんにも出会えるかも。
小笠原大水槽裏のアクアスコープ。
「小笠原大水槽」「アクアスコープ」に、2023年9月、知的好奇心を刺激する「オガサワラベース」が加わり、海から陸までひとつながりの小笠原諸島をぐっと身近に体感できるエリアが誕生!
1,000km先の世界自然遺産である小笠原諸島ってどんなところなんだろう、を海や川や陸のいきもの、人の営み、自然環境のつながりからぐるりと情報発信していきます。
小笠原諸島ともっとつながる情報発信基地「オガサワラベース」。入り江のような形をしたこの場所には、アオウミガメをはじめ、小笠原諸島の海や川の日常に生息するいきものたちが。また、都心から1,000km離れた島々の人の営みや自然環境を近くに感じる展示も。
たくさんの水槽にぐるりと囲まれたスペースで、のんびり小笠原に思いをはせたり、環境を学ぶプログラムに参加したり、思い思いの小笠原時間を過ごしてください!

着物の友禅染に似た美しさを持つユウゼン。
小笠原の河川に生息する固有種のオガサワラクロベンケイガニ。
小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃん。
小笠原の河川に生息する固有種のオガサワラヨシノボリ。
国内では小笠原諸島近海でしか見られないシロワニ。
これまで大陸と陸続きになったことのない小笠原諸島、そしてボニンブルーの豊かな海。小笠原は、固有種や日本ではここでしか出会えないいきものにあふれています。小笠原では日常的であっても、都心では出会えない、そんないきものたちに注目です!
※いきものの展示種は変更になる場合がございます。
父島でのビーチクリーンのようす。
アクリルグッズはビーチクリーンで回収した素材の色が残る1点もの。
絶滅危惧種のアオウミガメの保全活動も実施。
すみだ水族館は2012年の開館当初より、小笠原村との交流を続けています。例えば、小笠原大水槽の展示、ウミガメ保全への協力、そして2023年より環境を守り未来につなげるビーチクリーンを開始しました。アップサイクルしたグッズ制作など、サステナブルな活動へ還元する取り組みも行っています。
都心より船で24時間。港のある小笠原諸島・父島の二見湾。
小笠原の固有植物の宝庫、母島の乳房山。特別天然記念物「メグロ」も。
アオウミガメの産卵地のひとつである大村海岸。
12月~5月に子育てと繫殖にやってくるザトウクジラ。
小笠原はマイマイの楽園。固有種も多く生息。
「小笠原村の木」タコノキ。タコが足を広げているように見える。
小笠原諸島は、都心から南へ約1,000kmの太平洋上に散在する30余りの島々の総称です。一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島であり、多くの固有種・希少種が生息・生育し、特異な島しょ生態系を形成しています。このことが評価され2011年には世界自然遺産に登録されるなど、世界的にも貴重でかけがえのない自然の宝庫です。
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